【フィラーレ通信】英語の音を見直そう!文字でみれば分かるのに、英語の音が聴こえない(5 )脱落(Reduction)
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Filare通信 2018年10月19日号
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■音法/(5 )脱落(Reduction)
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5回シリーズで、<文字でみれば分かるのに、英語の音が聴こえない>
お届けして参りましたが、本日で最終回となります。
【1】短縮(Contraction):2つの単語が結びつき、発音が短縮されて1語のように聴こえる現象
【2】同化 (Assimilation):隣り合った2つの音の一方が、他方の音に同化する現象
【3】弱化 (Weakening):機能語が弱くあいまいに発音される現象
【4】連結 (Liaison) : 2つ以上の単語の発音が結びつき、連結したように聴こえる現象(子音+母音で起こる)
に続き、本日は
【5】脱落(Reduction) :2つの単語が速く発音される場合に、間に挟まれた音が発音されない現象(子音+子音で起こる)
になります。
脱落(Reduction) は、p/t/k/b/d/gのあとにp/t/k/b/d/g/m/nがくると、前の音が脱落し
1つの音のように聴こえます。
【4】連結 (Liaison)では、子音+母音での音変化でしたが、
【5】脱落(Reduction)は、子音+子音での音変化になります。
例としては、went to / used to / point to / next door / big dog / look good / let me know
と、皆さんが良く見かけたり、話したりする文章に出てきます。
簡単な例文で確認しましょう。
I went to Kyoto last month. (went to の部分)
You’re wearing a nice tie. You look good.(後半の文の look goodの部分)
日本で英語を習いたての中学生の子が、went to をウエント ツーと発音するというのを聞くと、
まだまだ音からでなく、文字からの教育が主流なのだと痛感してしまいます。
本シリーズでお届けしてきた音法(音変化)は、まさに
文字でみれば分かるのに、英語の音が聴こえない!
という悩みをもった方が多いことを感じ、特集しました。
どれがLiaisonで、どれがReductionでということを言いあてることが目的ではなく、
このように英語の発声においてさまざまな音変化が起こるので、
ネイティブの音声をよく聴いて真似をするということが大切だということを
お伝えしたいと思いました。
これらは、出会った文章の中で確認していくほかないのですが、
今一度英語の音というものを意識的にとらえ
1つ1つを丁寧に発音矯正する必要性が、
多くの方に求められているように思います。
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■正しい英語の学習法とは?
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先日ある英語学習に関する記事を読んでおりましたら、
私が常々思って生徒様にお伝えていることが上手に纏められていました。
そこでは、記憶の種類について述べられていて、
後天的に学ぶ英語はおいそれと潜在記憶に刻まれてくれません、とありました。
*生の英語に大量に触れる
*使える表現をひたすら繰り返す
*喋る・書く
が解決策であるとその記事を書いた方は言っていました。
ただ、具体的にどのようにどれぐらい、何を題材にしてやるのか、
このあたりが皆さんの迷うところではないのでしょうか?
周りにnativeがいない、
使える表現って何?
喋る・書くといっても…
解決策を見出したい方は、是非以下の体験会にご参加してみて下さい。
今までと違う角度から、英語学習を見直すことができますよ!!!
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