【フィラーレ通信】英文法・苦手意識払拭シリーズ (2)五文型をなめてはいけない!

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  Filare通信 2018年7月11日号

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■英語は五文型に始まって、五文型に終わる!
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英文法のシリーズをお届けしています。

今回のシリーズはいつもクラスの中で

生徒の皆さんが迷いがちなものを抽出しています。

今日は英文法の初歩ともいえる五文型についてです。

いくらなんでもそれくらいわかりますよ…という方も以下の問題が

何文型になるか、一度解いてみて下さいね。

因みに

第一文型 SV    第二文型  SVC    第三文型 SVO

第四文型 SVOO   第五文型 SVOC

です。

<第一問>

Taro went to school by bicycle when he was in junior high school.

<第二問>

There were some dictionaries on the shelf.

<第三問>

I found the movie very interesting.

さあ、いかがでしょうか?

<第一問>からみていくと、

Taro went to school by bicycle when he was in junior high school.

ここで、まず確認(復習)すべきことは、

SVOCという骨組み以外に、M(修飾語)という存在があるということです。

Mはさまざまなものがありますが、代表選手として、前置詞+名詞というのがあります。

上記の文では、Taro wentの部分は、SVとなりますが、

to school → M(前置詞+名詞)
by bicycle → M(前置詞+名詞)
when he was in junior high school → M (時を表す修飾語/ when以下を纏めてMとする)

となり、これだけ長い文章でも、第一文型(SV)が正解です。

次に、<第二問>をみてみましょう。

There were some dictionaries on the shelf.

Thereって何? 主語?いえいえ、これは副詞です。

副詞はSにもVにもOにもCにもなりません。

ThereはMとなり、
were → V
some dictionaries → S
on the shelf → M(前置詞+名詞) 

したがい、これも第一文型(SV)が正解です。

最後に、<第三問>です。

I found the movie very interesting.

I found  → SV
the movie → O
very interesting  → C

第五文型(SVOC)が正解です。

SVOCとSVOOの見分け方は、O=C, O≠Oなんて習いましたね。

TOEIC(R)の問題では、このようにストレートに何文型か聞く問題は出ませんが、

実際副詞や形容詞などの品詞の位置を問う問題がよく出ます。

上記をはじめとする五文型の基礎知識がないと、何度解いても正答に安定感がありません。

なぜこのような問題がよく出るのか、それは英語はまるで公式のように

五文型という骨組みと修飾語のMから成り立つ言語であり、

このことがわかっていないと、どこまでが主語なのか、どこにその言葉がかかるのか、

全体としてどういう意味なのかが明確にわからず、困ってしまうのです。

五文型は、長文を効率的に速く読み進めて情報を取ったり、

洗練された文章を英作する場合に、役立つ基礎力なのです。

TOEICや実際の英会話場面では、長い固有名詞や修飾語も多く、上記のような骨組みが

わかりづらくなっていることがあります。

でも五文型を理解し英文をシンプルな目でみていくと、文の構造がわかってくるのです。

ある英語の達人が言っていました。

”英語は五文型に始まって、五文型に終わる!”

五文型もなめずに、再度復習してみようではありませんか?!

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