【フィラーレ通信】省略されると、英語がわからない!

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  Filare通信 2018年6月12日号

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■Got to get the ticket ready.
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梅雨の季節、英語学習は進んでいらっしゃいますか?

今日は、英語表現の省略のことについて少し…

「結構、学生時代は英語頑張ったけど、英語の日常会話って苦手なんだよね。」

「映画とか字幕無しで見たいけど、何言ってるかさっぱりわからないよ。」

英語学習が続かないということの1つの理由に、学生時代習ったものと現実は違う!やってられない!

というのがあります。

例えば、

Got to get the ticket ready.

は、どんな意味でしょう?

Gotは過去形だから、チケットを準備したってこと?

いえ、これは、I’veが省略されていて、

本来は、I’ve got to get the ticket. (その券を準備しないと(しなければ))

ということです。

この省略は、日常ではよく使われているのですが、知らないと理解できませんため

英語を聴いた時、何を言っているのか全く聴き取れないということもあるのです。

昨今TOEIC(R)などの試験でも、この省略は、良く出でくる傾向があり、

真面目に文法書などで

I’ve got toやI have toで勉強してきた人は、少々面食らってしまいますね。

他にも

Seen him lately ? (=Have you seen him lately?)

Like some more coffee ?(=Would you like some more coffee ?)

など、ネイティブは長々とした文章を嫌い、このように軽快に語りかけてきます。

でも、皆さんがよくご存じの

No problem. って実は There’s no problem.の略です。

前者の方がお馴染みになっているのは、ご自分が良く使うからではないでしょうか?

やはりネイティブが良く使っている表現を、馴染むまで”真似してみる”ことは大切です。

そして、もしわからない時、相手がいる場合は遠慮せずに聞いてみるということも

英語上達には欠かせないことですね。

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■シャドーイングは、ネイティブの真似からなので障壁が低い
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弊社がシャドーイングメソッドを提唱するのは、

英語学習をこれから始める方にも、やり直しの方にも、

”まずはネイティブの音声を真似てみよう!”という

負担も少なく障壁の低いメソッドだからです。

(勿論それにはある学習手順に従って学習を進めていく必要があります。

いきなりネイティブの真似をしろと言われても難しいですからね。)

若い頃、大好きな洋楽をカッコよく歌えるようになりたいから練習した、

それに結構似ています。

前述の省略形なども、こんなの習ってないし…と拗ねる前に、

まずは音で聴いて、うーん、なんかこう聴こえるけど…と音声で確認&発声!

その後、文字を見て、あぁそういうことだったのねと認識。

そして知らなかった文法や語彙はきちんと習得、

この順番の方がモチベーションが断然UPします。

文字からの暗記学習だけに陥っている方は、

とかく難解で長い文章を使おうとされる方が多いですが

実際の日常場面は、やり取りがもっと短く軽快です。

NHK基礎英語3を担当されている投野先生は、いつも

受信語彙と発信語彙の話をされます。

・受信語彙は、まずは意味だけ分かればよい(多数ある)

・発信語彙は、基本100の語彙を自分の言葉で表現できるように

大学受験などをくぐり抜けてきた多くの日本人は、受信語彙型学習の人口が多く
(実際は忘れていて使いこなせないことが多い)

勿論これは、読解などには大切な要素ではあるのですが、

もっと日常場面において、簡単な英語を軽快に話す・聴く

ということを取り入れていった方が、初期段階で楽しく継続できる

実感をもてると思うのです。

”英語学習の入り口は、シャドーイング”

これを日本人の多くがやっていれば

「世界の英語力ランキング」72カ国中 35位 なんて
無残な結果にはならなかったと思うのですが…

(参照:“EF English First”実施)

因みに、ランキングTOP10 は、以下の通り

1位:オランダ
2位:デンマーク
3位:スウェーデン
4位:ノルウェー
5位:フィンランド
6位:シンガポール
7位:ルクセンブルク
8位:オーストリア
9位:ドイツ
10位:ポーランド

だそうです…

日本、頑張れ!

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■6月シャドーイング体験会のお知らせ
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今までの英語学習頑張ってきたのに、あまり効果が上がらない方

シャドーイング体験会で、新しく大きな一歩を踏み出しませんか?!

川崎及び名古屋で実施します。

川崎:6月29日(金)、7月1日(日)

名古屋:6月21日(木)、6月27日(水)

詳細は、以下でご確認下さい。

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